なぜ、この私たちのお店が「ビッグママ」という名前になったのか?
今まであまり人に話すことがなかったので、ご存じの方はごくわずかだと思います。
先日、新しく入社したメンバーに聞いたら、買い物にきたお母さんたちが驚くような安くていいものを売るお店だから「びっくりするママ」をもじって「ビッグママ」ではありませんか?という答えが返ってきました。とても素敵な回答で感心させられました。100満点をつけてあげてもいい。でも、本当の理由は違うのです。
私たちのお店がオープンしたのは平成7年でした。私たちにとっては会社の命運を賭けた一大事業で、全員が一丸となって準備を進めていました。ところが、お恥ずかしいことに、その準備の最中に私が病気を患って倒れてしまいました。それでもオープンを延期するわけにはいきません。社員のみんなに不安が募る中で、私に代わって現場の指揮をとったのが私の妻でした。お取引先様との折衝や調整など、慣れない仕事にもかかわらず、努力と熱意で乗り越えながら社員の気持ちをひとつにまとめ、お店は無事にオープンすることができました。本人は無我夢中だったということですが、それがどれほど辛く大変な仕事であるかは、私が一番よく知っています。
新しいお店の名前を決めるときに、みんなで一所懸命考えたのが包容力のある肝っ玉の大きなお母さん―すなわち「ビッグママ」でした。皆を支えてくれた妻に感謝の気持ちを込めて、満場一致でこの名前に決まったのです。
妻が苦労してオープンした「ビッグママ」は、お陰さまで たくさんのお客様に支えられています。店名に込められた「ありがとう」の気持ちを忘れることなく、一人ひとりのお客様にも喜びと幸せをご提供できるよう日々努力を重ねていくこと。それが私たちの想いなのです。